2016年1月22日金曜日

伊藤珈琲さん


2010年に弊社で自宅の改修をさせていただいた、仙台の伊藤様から珈琲豆を頂きました。

脱サラ後、珈琲好きの趣味が高じてコーヒー豆を自家焙煎しようと決意し、数年前に「伊藤珈琲」として事業を始めたとのことです。

既存の問屋ルートにこだわること無く全国を回り、独自に仕入ルートを確保。

豆も、価格の面から市場に出回ることの少ないスペシャルティー以上の豆を贅沢に使用。

通常はそのまま焙煎してもおいしいものの、さらに焙煎前にハンドピック(手選別)にて不良豆を排除。究極の味を目指しています。

仕入・販売共に顔の見える商売を心がけた結果、現在では日本に数十袋しか入ってこない最高級豆のうち1袋を仕入れられるまでになったそうです。 

伊藤珈琲さんが仕入れる豆は、生産農園まで分かるとのこと。
食の安全に関心が高まる現在ですが、なかなかこれはできないことですよね。

私も時々伊藤珈琲さんに伺って豆を頂くのですが、すっきりとした後味、コクのある後味、新鮮な豆ならではの酸味のある後味、など豆の種類や焙煎方法によって味は様々ですが、飲んだ後に一切胃もたれがしないのは品質と鮮度が良いからだと思います。

旦那様と奥様の二人で経営しているため、現在はまだ喫茶を始めておらず、コーヒー豆のみの販売だそうです(挽いて粉としても袋詰めしてくれます)。豆を買いに行くと、待っている間にただで珈琲が飲めます(笑)。

先日伺った際に販売している豆の種類は数えませんでしたが、大体10種類以上はありました。ブレンドすると種類は更に増えると思います。

急にいらっしゃったお客様のために多少の豆は焙煎していますが、できれば15分ぐらいお待ちいただくと、焙煎したてのおいしい豆が頂けるとのことです。もちろん事前予約も受付しているそうです。

見栄えが良いように全ての豆を焙煎して陳列しておいたらどうですかと尋ねたら、酸化が進み風味が日毎に落ちるためなかなか難しいとのこと。伊藤珈琲さんでは風味が落ちたものは廃棄するそうですが、もったいないですよね。

伊藤珈琲さんの外観は、立看板は立っているものの普通のお家です。初めての方にはちょっと敷居が高いですが、あまり売れすぎてしまうと常連さんが買えなくなってしまうのでちょうど良いかもしれません。

県北の三本木町や美里町から来られる方や、東京に毎回発送して欲しいという常連さんもいるそうです。

「伊藤珈琲」
住所 仙台市泉区寺岡1-18-13
電話 022-220-2528
休業日  日曜・祝日(GW等の長期連休は問い合わせ)
営業時間  概ね10時頃から(電話しておけばもっと早い時間の引き取りも可能)
豆の販売単位 200g・300g・500gで、200gの場合880円~1,080円(種類によって異なる)
※宅配便での発送や箱詰め・ギフト販売もおこなっているそうです。
※保存の際は冷蔵庫に入れておくと1ヶ月程度はおいしく頂けるそうです。

本物の珈琲を是非御賞味下さい。





4 件のコメント:

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  2. 初めまして。私もこちらのコーヒー愛飲させていただいております。そんな中で本日もお邪魔していたらこの記事を知りました。
    業種的に私(運送業)と同様のカテゴリーな気がしますが、このブログの美しいこと。写真も文章も素敵ですね。何かセンスとしては違う業種を思わせる美しさ。
    私もこんなブログ、HPを書きたいなと思いました。

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    1. この度は当ブログをご覧頂き、お褒めの言葉を頂きましてありがとうございます。少しでも皆様のお役に立てるような記事を発信できればと思っております。また、株式会社ももちゃん便様も同じ運送業ということで、勝手に親近感を感じております。
      伊藤さんの珈琲おいしいですよね。豆を待っている間に珈琲をいれていただくのですが、家に帰って自分で入れてみるとどうしてもあの味は出せません。伊藤さんの豆は申し分ないのに自分の腕がないんですね(笑)少しでもあの味に近づけるよう、日々精進中です。


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  3. 早速の返信ありがとうございます。
    やはりブログ内容が素晴らしいだけに管理までもきちんとされているんですね。
    私などグーグルのブログ機能はほったらかしになっていて改めてブログやドメインの断捨離をして力を分散するのをやめようかと思わされます。
    同じ運送業として親近感を持っていただいてありがとうございます。
    事業規模も車のサイズも全く別格で小さな商売してますが、そのように感じていただいて嬉しく思います。

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